東京大学様からのご依頼で展示用のカットモデル加工に対応させていただきました。
断面観察のため、真っ二つに半割に切断するタイプの加工はよく展示会でも見かけますが
今回のご依頼は半割加工ではなく、
『指定箇所を部分的にカットして欲しい』とのご依頼でした。
まずご指示いただいた通りにカットした場合、どのように見えるかをCADで可視化しました。
これにより完成品の状態が明確になり、
お客様と作業者の認識に齟齬がないことを確認しました。
加工は主にワイヤー放電加工機を用いて切断加工をしました。
ワイヤー放電加工は切り代が少なく、断面も綺麗に仕上がるのが特徴です。
事前にCADで提示させていただいたイメージと全く同じに仕上げることができました。
「展示用にカットしたい」という場合以外にも
「内部を観察したい」「溶接部の断面を観察したい」等ございましたら
サンプルの材質や形状などに応じて、適切なご提案をさせていただきます。
ぜひご相談ください。